35歳の頃。
会社員として働きながら、ふと思いました。
このまま10年働いた自分が、なんとなく見える。
毎日、同じように会社へ行く。
仕事が嫌いだったわけではありません。
新しい仕事を任され、その先頭に立って切り開いていくこともありました。
それなりに経験も積んでいました。
でも、
自分の成長が遅い。
そんな感覚がありました。
ちょうどその頃、
「人生って、いつまで続くか分からないんだな」
と強く感じる出来事がありました。
このまま10年。
今の延長線を歩いていくのか。
それとも、自分で何かを変えるのか。
考えるようになりました。
そこで、自分がこれまで何をしてきたのか振り返ってみました。
すると、昔から似たようなことばかりやっていることに気づきました。
育てる。
分析する。
どうすればもっと強くなるか考える。
そして、
まだ見ぬ世界を、自分からこじ開けていく。
ゲームでもそうでした。
20代の頃には、600人近い人が所属するグループを率いたこともあります。
会社でも、新しい仕事の先頭に立つことが多くありました。
会社の外でも、ある分野について何年も学び、実践を続けていました。
気づけば私は昔から、
「どうすれば、もっと良くなるんだろう?」
そんなことばかり考えていました。
たぶん、こういうことが好きなんです。
そして35歳のとき、
それまでバラバラだったものが、少しずつつながりました。
昔から社長になりたいという気持ちもありました。
新しいことを始めるのも好きだった。
人や組織が成長していくのを見るのも好きだった。
何年も続けてきたことの中には、
「これは自分に向いているかもしれない」
と思えるものもありました。
だったら、
自分でやってみよう。
そう思いました。
もちろん、
「これをやれば絶対に成功する」
なんて確信があったわけではありません。
ただ一つ思ったのは、
現状を変えたいなら、自分で動くしかない。
ということでした。
誰かが人生を変えてくれるのを待つのではなく、自分で変えてみる。
35歳。
私にとっては、そこから人生の進む方向が大きく変わりました。
今振り返ると、
35歳で突然、別の人間になったわけではなかったんだと思います。
子どもの頃から好きだったこと。
ゲームでやっていたこと。
会社で経験してきたこと。
会社の外で何年も続けてきたこと。
それらが、ようやく一本につながった。
新しい人生を始めたというより、自分が昔からやってきたことに、やっと気づいた。
そんな感覚の方が近いです。
そして39歳になった今も、
結局やっていることはあまり変わりません。
どうすれば、もっと良くなるのか。
どうすれば、もっと強くなれるのか。
今日もそんなことを考えながら、
自分の人生をレベル上げしています。

