35歳で事業を始めた頃。
とにかく必死でした。
「死ぬ気でやり切る」
そんな感じだったと思います。
体力があるとか、健康だから動けるとか、そういう感覚ではありません。
気力で動いていました。
やらなければいけない。
自分がやるしかない。
だからやる。
それでも、なんとか走れます。
でも、それを何年か続けて分かりました。
気力だけでは、健やかな思考と行動は続かない。
今、39歳。
不思議なことに、35歳で事業を始めた頃より、今の方が体力があるように感じています。
最近は朝4時ごろに起きて、外を歩いています。
歩き終わったあとの感覚が好きです。
頭の中が、きれいに澄んでいる。
身体からエネルギーが出ている。
その状態で一日が始まります。
いきなりこうなったわけではありません。
まず食事を整えました。
それを続けたうえで、最近は運動も取り入れるようになりました。
何がどれだけ影響しているのかは分かりません。
でも、自分の感覚としては明らかに違います。
以前は一日の途中で疲れて、ボーッとすることがありました。
気づけばSNSを眺めている。
やりたいことはたくさんあるのに、どんどん日が暮れていく。
それが最近は減りました。
実はこれまで、
「体力」というものを、あまり重要視していませんでした。
体力と聞くと、筋肉とかスポーツとか。
どこか体育会系の人たちの話のように思っていました。
でも最近、考え方が変わってきました。
体力って、考えるためにも必要なんじゃないか。
身体が元気だと、頭が冴えている時間が長い。
疲れていないから、考えられる。
考えられるから、動ける。
そして、また次のことができる。
私は今、健康になるためだけではなく、
考え続けるために身体を整えているのかもしれません。
体力がついて一番変わったのは、
処理速度が上がったように感じることです。
身体が動くだけではありません。
頭が冴えている時間が長い。
考える。
決める。
作る。
出す。
それを以前より長く続けられる。
やりたいことが多い私にとって、これはかなり大きい。
事業を始めてから、
「資金は大事だ」
ということは嫌というほど分かりました。
でも最近、もう一つ重要な経営資源があると思っています。
体力です。
資金があっても、自分が動けなければアウトプットできない。
アイデアがあっても、疲れていたら形にできない。
特に自分で事業をしている間は、自分自身が重要な資本でもあります。
だったら、
身体を整えることも仕事の一部なのかもしれません。
35歳の私は、気力で走っていました。
39歳の私は、そこに体力が加わってきました。
どちらが強いか。
今のところ、39歳の自分です。
40歳まで、まだ少しあります。
もう一段、身体を仕上げてみたいと思います。

